サービス
近年、シート類、包装資材などにも多層な樹脂製品が増加しています。
その判別は基準となる樹脂が持つ波形分析との照合です。
仕入や販売する再生材料を詳しくチェックすることが必要です。
また用途開発が進む特殊な木と樹脂との混合再生品、再生ペレット、液状油化した再生油などの判定にも大変有効です。
最近ではバイオ燃料となる植物各種(菜種,サフラン,コーン,ヤトルファ)の化学組成の相異を識別できることも可能であることがわかってきました。
またエタノール燃料、特に温度が下がると固まる性質を持つ動物性油と鉱物性油などの判別が可能になり混入を防ぐことができるようになりました。
また塗料の経時変化観察に有効との考察も出て来ています。
他にはアスベストやPCBの混入の判定などです。
原理
プラスチックを構成する分子結合(C-H, C-O, O-H 等)が光を吸収する現象を計測します。吸収される光の波長を調べてプラスチックの種類を判別します。
PlaScan(プラスキャン)-W AOTF-NIR 分光光度計による計測を行い、標準データと照合・判別いたします。(多種のデータを保有しています)
PlaScan(プラスキャン)-W AOTF-NIR 分光光度計による計測
標準データと照合、判別
判別報告書
試料を受け取り後、通常、3日以内に判別結果をE-メール、またはファックスで報告します。(試料は郵送にて返却します) (判別不可のものは無料とし、理由を報告します)
非侵襲計測です。
判別報告書(例)
試料の大きさ
名刺の大きさくらいの切片、一握り、数粒、といった少量で充分です。
(送料、元払い)
多少の汚れ、凹凸・変形が有ってもかまいません。
料金 ※現在業務の休止中です。
1試料に付き(消費税、返送料金込み)A.スペクトル図示および波形解析での判別結果報告 | 6,000円 |
B.判別結果(種類名称のみ)報告 | 2,000円 |
報告書に添付の請求書によってお振込み下さい。
注意事項
- 濃い色の物は計測できません。
- 強い汚れ、不衛生、危険な物はお受けできません。
- 報告は、技術情報であって「保証書」ではありません。更に精密分析を必要な場合、分析業者へ委託の斡旋を致します。
プラスチック種類判別・依頼・連絡書
下記リンクからプラスチック種類判別・依頼・連絡書のワードファイルがダウンロードできます。樹脂判別サービスをご希望の方は、印刷したプラスチック種類判別・依頼・連絡書に必要事項をご記入の上、ファックスあるいは試料に添付してお送り下さい。
リンクを右クリックして、“対象をファイルに保存”を選択してください。
プラスチック種類判別・依頼・連絡書(ワード版)をダウンロード